消防士や救命士に英語のスキルは必要?《結論:そうでもない》【元東京消防庁消防士・救命士が徹底解説】

仕事

こんにちは、元東京消防庁消防士・救命士のきゅーぶです!

 

いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます!

 

今回は、「消防士や救命士に英語のスキルは必要か?」がテーマです。

 

結論から言うと

 

・・・さほど必要ではないです

 

でも・・・

  • 消防士や救命士って英語でなんて言うの?
  • 消防や救急にまつわる英語って他に何があるの?
  • 消防士や救命士に英語のスキルは何故さほど必要ではないの?

 

こういった疑問に対し、実際に東京消防庁消防士・救命士として10年以上働いていたきゅーぶが徹底解説します。

 

※ここでいう救命士とは消防勤務の救命士です。病院等に勤務する救命士の事ではありません。消防勤務の救命士は消防士であることが前提ですので、「消防士」を「消防勤務の救命士」と読み替えてもらって構いません。

消防士や救命士って英語でなんて言うの?

消防士は英語で「firefighter(ファイヤーファイター)」と言います。昔は「fireman(ファイヤーマン)」でした。

 

時代の移り変わりと共に、消防士は男性だけの職業ではなくなったため、「fireman」から「firefighter」になりました。

 

救命士は英語で「paramedic(パラメディック)」と言います。

 

なんだか両方ともカッコいいですね!

消防や救急にまつわる英語って他に何があるの?

では、消防や救急にまつわる英語って他に何があるか消防編と救急編に分けて見てみましょう。

消防編

火事

「fire(ファイヤー)」

 

東京消防庁

「TFD:Tokyo Fire Department(トウキョウ ファイヤー デパートメント)」

 

消防本部

「fire defense headquarter(ファイヤー ディフェンス ヘッドクォーター)」

 

消防署

「fire department(ファイヤー デパートメント)」

または

「fire station(ファイヤー ステーション)」

 

消防車

「 fire engine(ファイヤー エンジン)」

 

コマンドチーム

「 command(コマンド)

 

コマンドチームカー

「 command vehicle(コマンド ビークル)

 

・はしご隊

「ladder corps(ラダー コープス)

 

はしご車

「ladder truck(ラダー トラック)

 

救助隊

rescue team(レスキュー チーム)

 

救助車

「rescue vehicle(レスキュー ビークル)

 

耐火服

「fire protection clothing(ファイヤー プロテクション クロージング)

 

空気呼吸器

「air respirator(エアー レスピレーター)

 

・ヘルメット

「helmet(ヘルメット)」

 

 

救急編

救急車

ambulance(アンビュランス)

 

救急隊

EMS:emergency medical service(エマージェンシー メディカル サービス)」

 

心肺停止

「CPA:cardiopulmonary arrest(カーディオパルモナリー アレスト)」

 

心肺蘇生

「CPR:cardiopulmonary resuscitation(カーディオパルモナリー レサシテイション)」

 

自動体外式除細動器

「AED:automated external defibrillator(オートメーテッド エクスターナル ディフィブリレーター)」

 

手動人工呼吸器

「BVM:bag valve mask(バッグ バルブ マスク)」

 

感染防止服

「infection control clothing(インフェクション コントロール クロージング)」

 

・聴診器

「stethoscope(ステソスコープ)」

 

消防士や救命士に英語のスキルは何故さほど必要ではないの?

結論から言うと消防士や救命士に英語のスキルが無くても問題はありません。

 

消防士として「災害現場」で英語の必要性を感じたことは1回もありません。

 

「救急現場」では、英語のスキルがあれば円滑で効率的な活動ができてある程度助かるかなという感じです。

 

しかし、実際に僕は外国人の多い都心で8年以上働いていましたが、そこまでの必要性は感じませんでした。

 

外国人の少ない地域では特に必要性を感じることは少ないと思います。

 

消防には「PA連携(ピーエーれんけい)(Pomp & Ambulanceの頭文字)」というものがあり、現場近くに救急隊がいない場合や救急隊だけではマンパワー的に対応困難な場合などに消防隊も救急現場に出場します。

 

消防隊としてPA連携現場に救急隊より先着して、患者さんが外国人だった場合などは必要性を感じるかもしれません。

 

ただ、救急隊として出場した時もそうですが、現場に通訳できる人がいたり、指令室が通訳してくれたり、自分のスマホアプリで翻訳したりとなんとかなってしまうので、絶対的な必要性は全然感じません。

 

東京消防庁では全消防隊・救急隊に「救急用コミュニケーション支援ボード」というA4サイズ1枚のシートを積んでいたり(消防隊用と救急隊用がある)、救急隊には「コミュニケーションマニュアル」という救急現場で使うと予想される英語が書いてある冊子を積んでいたり、一部の救急隊ではボイストラという翻訳アプリを活用していたりします。

 

もちろん、自分が現場で苦労したくなかったり、円滑で効率的な活動を求めるならば英語ができるに越したことはないと思います。

 

まとめ

消防士や救命士に英語のスキルは

・・・さほど必要ではない』!

 

  • 消防士は英語で「firefighter(ファイヤーファイター)」

 

  • 救命士は英語で「paramedic(パラメディック)」

 

  • 消防や救急にまつわる英語はたくさんあり、一つの語句に複数の英語があったりする。

 

  • 消防士や救命士は英語のスキルが無くてもなんとかなるので問題はない。円滑で効率的な活動を求めるならばあったほうがいい。

 

以上、「消防士や救命士に英語のスキルは必要?」についてでした!最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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write by 宮部泰直

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